「身体の動きのもとを作ろう」

小桜幼稚園では、体育指導を通して
子ども達の「身体の動きのもと作り」に力を入れています。

昔は人間が暮らす自然環境の中に、「身体の動きのもと」を育ててくれる物が多くありました。ところが現在では「便利な道具」の開発の弊害として、人間が自ら身体を動かすという機会が減ってしまいました。
何となく安定感がない、走るとすぐ転ぶ、階段を上手に降りることが出来ない、そういった「こどもの運動能力の低下や動きの悪さ」は社会問題として取り上げられるようになってしまいました。

身体の動きのもとを作るための一つとして提唱されたのが、「コーディネーショントレーニング」です。
トレーニングと聞くと、ついつい 訓練鍛錬根性などを連想してしまいますが、そういった意味合いとは違います。
コーディネーショントレーニングは、元々旧東ドイツでトップアスリートの育成のために開発研究されたトレーニングで、脳と神経を調和するトレーニングです。現役のプロスポーツ選手も積極的に取り入れています。
運動神経をよくする方法はないの? そんな発想から研究されてきました。
このトレーニングは、特に筋肉や骨の発達が十分でない子どもの時期には、非常に有効なトレーニング方法です。
 
コーディネーショントレーニングでは、一般的に、運動の能力を次の7つに分類しています。具体的にどんな感覚か想像してみて下さい。
 相手や物などとの距離感を正確に把握する能力
 状況に応じて動きを素早く切り替える能力
 合図に対し、正確に素早く反応する能力
 姿勢が崩れても動作を続けることを可能にする能力
 身体の様々な部位を同時に思い通りに動かす能力
 イメージを表現できる能力
 道具や手足を上手に操作できる能力

ポイントをあげてみましょう。
 ①身体を鍛えるというのではなく、身体の動きをスムースにまたは正確に行えるよう
  になることを目的とします。
 ②上半身と下半身、右手と左手など、身体のバラバラな部位を同時にスムースに動か
  します。
 ③人の動きを真似するというように、身体をイメージ通りに動かします。
 ④身体のバランスを意図的に崩しても、動きを続けるようにします。
 ⑤最高の力を発揮するのではなく、最適な力を発揮させるトレーニングです。
                     (平井博史氏著書より抜粋)

小桜幼稚園では、コーディネーショントレーニングの実践指導の第一人者である平井博史中部学院大学准教授の指導のもと、保育内指導だけでなく、保育後の課外教室も行っています。
                          

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